Nao-Segawa|ハンドメイドジュリー

ジュエリーの生まれる現場をノンフィクションでお届けいたします。東京23区の片隅にたたずみ、一人黙々と作っています。

rooms(アパレル展示会)雑感

こんばんわナオです。

いまさら感がありますが、2/15-17に代々木体育館にて行われていたroomsに行ってきました。

ちなみにroomsというのは日本最大級のファッションとデザインの合同展示会でございます。

いちおう主催のウェブサイトを貼り付けておきますね。


一般の方の入場はできないんですが、まあバイヤーや関係者以外にも服飾関係の専門学生なども入場できたりします。昔は出来なかったような気がするのですが、そのあたり詳しくありません。

 

雰囲気を見るのはinstagramのハッシュタグを利用すると分かりやすいかもしれません。


「#rooms34」のハッシュタグで検索すると下記の様な写真や動画が確認できます。

検索結果を直接リンクしてしまいたかったのですが、どうも周りを見るにinstagramではログインしていない状態ではタグ検索がエラーになるようです。

気になった方は直接instagramのアプリでハッシュタグ検索してみてください。

f:id:segawa-nao:20170319051040j:plain

 

 

しかしinstagramで会場写真がわかるのはびっくりしました。

今まで、ネット上の画像検索だと出展者さんの後日談のような形で時間が経ってからじゃないと情報が出ないんですよね。

凄い世界になりました。

また、展示会に出るなら自ブランドのウェブサイトくらいは必須となってから久しいですが、instagramのアカウントのみでウェブサイトなしで出展している方もおり、驚きました。

一方、facebookページのみの方が見受けられなかったのは、instagramの方がより簡単に世界観を伝えられるという選択なのかもしれません。(私が気付かなかっただけかも)

 

なんにせよ、行ってまいりました。滞在時間30分でしたが。

roomsに行かれたことのある方はご存知でしょうが、普通に見て回ったら1時間じゃ足りません。

また、通常の展示会と異なり動線(道順)がしっかりと確保されており、入口から一直線に目的地まで行くことができないのです。

18時閉場に対してワタクシが受付を済ませたのは17時半過ぎです。

なにしてるんだ。

平日の開催で、お仕事の都合でギリギリになってしまいました。

それでも向かった理由としては、ご縁があってお会いしたい出展者さんがいたので、なんとか「あいつは顔を見せに来た」という事実を残すためせっせと会場を目指したのです。せっせ。せっせ。

なんとか、間に合え。足跡を残さねば。なんなら会場は回れなくていい。

などといった不埒な思惑の下、通り過ぎていくブースは1秒ほど流し目で観ていくだけです。

無事に目的の方とはお会いできてミッションコンプリートと相成りました。

そして、恐ろしく短い時間とはいえ動線が確保されている会場がゆえに全フロア、ブースをざっくりと見てきたので、短いなりにまとめて忘備録としておこうと思います。

 

直近数回は、roomsに足を運べていなかったのですが、それ以前は何度か見学しており、過去に出展側としても携わったことがあります。私の時は書類審査の合格率は30%くらいだったそうです。今はわかりません。

その時と変わったことと言えば、

1.猫ブースができていた。

2.minneなどのハンドメイドマーケットで見たことのある人が出展している。

あたりが印象に残りました。

ジュエリー、アクセサリーでいうと色石を使った新しいブランドが少なくなっているような気がします。

また刺繡などのアクセサリーやハンドメイド関連が以前より目立っており、ハンドメイド市場側からプロの市場へ参入するといった流れも、今後強まっていくかもしれないと感じました。ただそれが良い流れかはわかりませんが。

minneやCreemaなどがプラットフォームを構築したおかげで、以前よりもハンドメイド市場での活動実績が可視化されやすくなったなども今後の展示会のトレンドに関係してくるんじゃないかなと邪推しています。

 

あと猫かわゆす。

もう、「猫が流行ってるから作っちゃおうよ」なんていうマーケットの悪だくみとか関係ないよね。可愛いは正義。

私の「吾輩」は少し世に出るのが遅かったな。ふっ、まあまだ完成してませんが。

猫の日(2月22日)にも間に合ってないしね。そんなイベントがあるなんて知らなかった。

 

とまあ、とるに足らない世間話の様相を呈しておりますが、なんせ30分しか滞在していない業界最末端の独り言なので、お気になさらずに。 

ちなみにですが、もしアパレルの展示会に出展を検討している方がこの雑記を読まれているのだとしたら、PLUG INも候補に入れても良いかもしれません。


あくまで私の周辺の話ですが、PLUG INは催事など具体的なイベントに結びつきやすいように感じます。もちろん出展者側のポテンシャル次第ですが。

勝手なイメージですが、

PLUG IN=保守的、実用的(ビジネス志向)、流行を意識したモノづくり

rooms=革新的、前衛的。流行を自ら作りたい

のタイプが合ってるんじゃないかと思います。

最後に、知っている人は知っている台東区のデザビレ村長のブログをリンクして筆を置かせて頂きます。自分でブランドを立ち上げたいという人は必読です。

どうすれば会社とブランドが育つか?

 

ご清聴ありがとうございました。