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Nao-Segawa|ハンドメイドジュリー

ジュエリーの生まれる現場をノンフィクションでお届けいたします。東京23区の片隅にたたずみ、一人黙々と作っています。

ジュエリー関連用語しりとりを行った件 (なぜか解説つき)

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こんばんわナオです。

ここ数年、毎年夏秋あたりに東京から長野の八ヶ岳に友人らと2泊3日の旅行にいっています。

その道中、レクレーションとしてジュエリー関連用語に限定したしりとりを行ったことがあります。

 

参加者の職種は、アドバイザー(販売員)、職人、企画職とバリエーションに富んでいます。 

知らない用語が出れば発言者の解説があります。

これはとにかく勉強になるのでジュエリー業界に限らず、 インテリアでもITでも飲食でも行ってみると良いと思います。

 

とくに接客と企画の職はある種、語彙が増えてなんぼのところがありますので、用語限定しりとりは、むしろ必須と言えます。後日周りに聞いてみると経験者はいませんでしたが。。。

ちなみにポイントは同業であり、なおかつ他の職種の人たちと行うことです。

同じ工程や名称を指す言葉でも、職種や所属している会社によって呼び方が違ったりしています。

こういう呼び名は本来統一されていないと内容に齟齬が出やすく非効率なので、根本的な解決策ではありませんが、とりあえず情報の共有をしておきます。

などともっともらしい事をながながと書いておりますが、所詮は暇で始めたレクリエーションでございます。

話を戻しましょう。

 

 職種がほとんど被っていないため、それぞれにホームグラウンドの知識がありバリエーションに富んだキーワードの応酬で白熱しました。

楽しいね。フフフ。

みんなハッピー!

 

長時間続けていると、しりとり特有の追い込みワードも出てきます。

「む」と「と」から始まるワードは最後の方では、苦戦します。

「む」は始まる単語が少なく、「と」は宝石で〇〇〇ライトなどのワードが多いためです。豆知識です。トリビアです。誰もボタンを押しませんか。そうですか。

 

また、メジャーな単語が一巡すると、情報の少ないマイナーなワードに移行していきます。宝石の鉱物名などは、自分が扱っていない場合は不勉強ながら知らない場合も多々あります。

鉱物名と宝石名は別物で例えば、ルビーとサファイアは同じ鉱物に属しており鉱物名はコランダム。エメラルドはベリルで同じベリルにアクアマリン、モルガナイト、レッドベリルなどがおります。

最後の方になると、「たしかこういう鉱物、宝石があった気がする」なんてうろ覚えな戦いに突入していきます。

そういった時は、スマホで検索して答え合わせを行う場面も。いやはや便利な世の中になりました。

 

最終的に、白熱し過ぎたバトルは東京~長野間の往路も復路続き、合計8時間の長期戦となりました。周りを見渡せば、屍累々の様相です。

た…楽しいね……。ふふふ…。

…み…みんな…ハッピー?

 

毎年八ヶ岳には行っていますが、もう誰もやろうとは言いません。

きっと、俗にいう黒歴史というヤツなのだと思います。

 

 


 

おまけ

写真に記載されているしりとり一覧を 、簡単な解説付きで置いておきます。

需要があるのかは疑問ですが。

そして内容の正確性を担保するものではありません。ご了承くださいませ。

間違いを指摘された場合はすぐさま訂正いたします。

では

 

ジュエリー:主観的、客観的を問わず価値のある身に着ける品

リング:指につける装身具。

グラインダー:工具。超削る。ゴリゴリ。

ダイヤモンド:宝石。硬い。超硬い。でも割れやすい方向があるので結構割れる(劈開性)

ドリル刃:穴をあける工具。油をつけて使う。細いのはよく折れる。折れたら研ぐ。

バニッシャー:リューターポイント。金属の巣(小さい穴)を埋める。お高い。自作したものしか使ったことがないので、本家のパワーは未知数。

やすり:削る。超削る。一応、右利きと左利きで違う。

リューター:歯医者さんのキュイーンはこれ。回転工具。先端にリューターポイントなる棒をつけて削ったり、磨いたりできる凄いやつ。

耐火煉瓦:火を使うときに下に置く。複数重ねて炉の様に使うとキング耐火煉瓦となり金属も溶かせる熱量を保持できる。

ガス溶接:ガス溶接技能講習の話でしかこの単語は耳にしない。少なくとも私の周りではガスバーナーは”バーナー”で、燃料を名前につけて呼ぶ場合は酸素バーナーとかの話になります。

ツァボライト:いわゆるグリーンガーネット。

とのこ:彫金?工芸畑でよく使います。私はほとんど使ったことがなく、火を使う時に水に溶いて熱を貯めたくない所に塗ったり、陶器を金継する際に使った程度。

コーラル:サンゴの英語。

ルーペ:小さな拡大鏡。大体10倍が一般的。20倍になるとガードルのレーザー刻印の確認とかできる。

ペンダント:つり下がった部分のあるネックレス。ペンダント、ネックレス、チョーカー、トップ、ヘッド。むう。そのうち整理してご紹介しましょうか。

砥石:前述のドリル刃を研いだり、鏨(たがね)やキサゲを研いだり。

七宝:七つの宝の方ではなく、硝子の工芸技法。

雲母:鉱物。透胎七宝(金属の枠だけで七宝を保持して下が透けている技法)の裏に貼りつけたりする。

モース硬度:鉱物の硬さの尺度の一つ。AとBをこすり合わせてどちらが傷つくかというタイマン方式の測定※意訳。最高の10にダイヤモンド、9にルビー、サファイア、人間の爪は2.5。金属の硬さはビッカース硬度なんかで表します。

銅:Cu。

打ち出し:金属の板を鏨(たがね)を用いて立体物に仕上げる技法。

シーブルーカルセドニー:シーブルーなカルセドニー。

ニーシング:緊張しながら石を留めるテンションセッティングでお馴染みのドイツブランド。通好みなイメージ。グラデーションリングとか最高。

グリ彫り:木目金の進化前。Bボタンを連打しないと木目金になる。

リージェント:ルーブルにある有名なダイヤモンド。

トルコ石:ターコイズの日本語。トルコ経由でヨーロッパに運ばれただけでトルコで産出されているわけではない。※諸説あり。

白蝶貝:南洋真珠の母貝。

石目:石の重さ。

メレ:小粒のダイヤモンド。日本だと0.1ct以下。

レール留め:連なった宝石を上下だけで伏せこんで留める技法。

目打ち:加工の前に金属の必要な位置に印をつける。

血赤:最上級のサンゴの色味。

加工硬化:金属に力を加えると硬くなること。

カルティエ:フランスのブランド。トリカラ―のゴールドの三連リングが有名。

エメラルド:ベリル系でクロム由来の着色の宝石。硬度があっても割れやすい石の代表格。

ドッピング:鉱物を研磨するときに柄にドッピングワックスをつけて石を固定する。

グレーディングレポート:ダイヤモンドの鑑定書。

虎目石:タイガーアイ。

真珠:丸くて白くて汗に弱い。

ジュエリー:はっ!?(2回目)

 

以上です。

詳しく書こうと思ったらいくらでも長くなるので、興味のある方は検索してみてください。当方では作品を制作する際に登場するワードのみを重点的に解説していく所存です。

ご静聴ありがとうございました。