Nao-Segawa|ハンドメイドジュリー

ジュエリーの生まれる現場をノンフィクションでお届けいたします。東京23区の片隅にたたずみ、一人黙々と作っています。

リングサイズのサービスに絶望した話。

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キメッキメにポーズをとる著者

 

こんばんわ。ナオです。

上記の写真は少し前に流行ったマジョリ画です。

ずっとやってみたかったので、今日試してみました。

あれですね。顔のパターンに骨はないんですね。悲しいので自作しました。

もしある日突然削除されていたら著作権的なそれです。問題がありましたらすぐに対応する所存でございます。

マジョリ画が気になる方は下記へどうぞ。Instagramで流行っておりまして、2016年9月24日現在で3万件を超える投稿がされています。ハッシュタグは#マジョリ画です。


さあて、この画像で結構満足してしまったのですが、タイトルのリングサイズのサービスの話というのも書き残しておきます。

忘備録ですね。内容ぺらっぺらです。覚悟してください。

 

リングサイズとは

言わずもがな、指輪のサイズです。

一般的にはリングゲージと呼ばれる指の太さを測る道具を使います。ジャラジャラと指輪がついてるあれです。 

[MKS] 明工舎製作所 指輪ゲージ 日本製 40610

[MKS] 明工舎製作所 指輪ゲージ 日本製 40610

 

 これです。幅広の平打もあります。 

MKS 平打リングゲージ 40630

MKS 平打リングゲージ 40630

 

 同じ指でも、甲丸(上)と平打(下)ではサイズが異なる場合が多いです。

幅広のリングのオーダーを受けたのに、甲丸でサイズを測ったりした日には痛めに合います。いや、わたしはまだ合ったことなんですけどね。

 

 検索で見つけた変わり種。実物見たことないんですが、結束バンドみたい作った人頭いいですね。ちょっと欲しいかも。

 

そしてサイズは規格がありまして。まあ呼び名ですね。

サイズは#1~#30といったようにシャープで表します。#1=1号(ごう)と読みます。

1号上がるごとに指輪の内径が1/3mm広がります。

数字で見ると小さいですが、1号違うとつけ心地は明らかに違うんですよね。ジュエリーだと0.5号単位で受け付けたりしています。

大事なことなのでもう一度言います。1号違うとつけ心地は明らかに違います。

さて、これで本題に入れますね。

 

リングサイズのサービス

オンラインショップなどでは、よくリングゲージの貸し出しを無料で行っていたりします。

しかし、必ず買う訳でもないのでどうも気が引けるという方も多いと思います。

また最近流行のminne、iichi、creemaなどのオンラインのハンドメイドサイトを見ても、これといった解決方法が記載されているわけでもなく、個々がサイズの表記をしているに留まります。

こんなに技術が発達してAR(拡張現実)やVR(仮想現実)がスマホやゲームで普及しつつある現状で、なにかあるだろうと。スマホでサイズ測れちゃうサービスなんかがあっても良いではないかと。

 

リングサイズのアプリケーション

それで私のスマホはandroidなのでplayストアで「リング サイズ」とアプリを検索してみたら出るわ出るわ。

知らない間に世の中は随分と発展していたのだと驚きを禁じえません。

ときめきます。

上から順に5個ほどダウンロードしてみました。

便利なツールがあったらいいなと。

最新テクノロジーよ来いと。

全て試すのにさほど時間は掛かりませんでした。

どれも大体一緒ですからね。

感想としましてはこれ何に使うの?でした。

どれも起動させると、スマホの画面上に〇が出てきます。

これがサイズの号数を変更すると〇が大きくなったり小さくなったりします。

つまるところ、紙を切って指に巻いて、出来た紙の輪っかを乗せるなり、開いて直径を測りましょうという事らしいです。

結婚指輪くらい平なリングであれば置けるので参考にはなるかもしれません。

ただ、自分の指のサイズを測りたい時には役に立ちそうにありませんでした。

一応ワタクシも紙を巻いて試してみました。紙で測ったのち、自分のリングゲージで測りなおします。

結果3本の指で試して、1本も正解しませんでした。絶望。

2~3号サイズが違いました。

 アプリをダウロードした時のときめきが懐かしいです。

まとめ

リングを作るのが好きなので、オンライン上でも気軽にサイズ測定できるサービスがあると助かるんですがね。

もしくは先ほど上げたminne、iichi、creemaあたりはリアルイベントも結構行っているみたいなので、その場で両手のリングサイズを測ってアプリに記憶しておける、みたいな特設ブース作らないかしら。

余談ですが、AR(拡張現実)には凄く可能性を感じていて、指輪の試着などはかなり相性がいいはず。ちなみにARはポケモンGoをイメージしてもらえれば良いです。あのポケモンが指輪になっていて指に合わせて写真が撮れるようなサービスです。まだジュエリーでは目立って優秀なサービスは見受けられませんが、各社取り組んでいるようなのでそのうち波が来るはず。

ああ、調べ始めたときはお役立ち記事になるかと思ったのに。私の直感はよく外れます。

 

追記:他に何かないかと調べていたらリングサイズメジャーなる印刷して使う簡易のリングゲージがありました。

「リングサイズメジャー」by Google画像検索

試した結果、案の定不正解。またも絶望。

グハッ(吐血)